今さらながら、この話題のことなんだけですけど、ご存じだとは思いますが、今回の第１３０回受賞者は『蹴りたい背中』の綿矢りささん、『蛇にピアス』の金原ひとみさんです。
最近、若手の受賞者として脚光を浴びていますが、実はこの２人他にもう１人、１９歳で芥川賞にノミネートされていた人がいるんです。
それは、「生まれる森」の島本理生さんである。自分としては、綿矢りさ（以下敬称略）が受賞と聞いた時、もう１人は島本理生だと思ったが、金原ひとみだったのでちょっと残念であった。
島本理生は前作の「リトル・バイ・リトル」で芥川賞にノミネートされていたが逃し、今回も「生まれる森」で受賞をのがしてしまったわけである。
まあ、受賞することがすべてではないけど、ないよりかはあったほうがいいしね。ここは、ノミネートされて２回も逃しているのだから「３度目の正直」ということに期待しましょう。

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