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『警官の血(上)』佐々木譲/新潮社
2008年版『このミステリーがすごい』国内部門1位の作品です。
あまりミステリー物を読まないんだけど、『このミステリーがすごい』(後略このミス)は毎年必ずチェックします。
この作品は、上下巻に分かれていて、今回は上巻を紹介します。
ストーリーは、
いまだ戦後の混乱の続く昭和23年、安城清二の警官人生が始まった。配属は、上野警察署。家族と一緒にいられる駐在所勤務が希望で、やがて天王寺駐在所勤務を命じられる。その警官人生の中で、二つの不可解な事件が起きる「男娼殺害事件」と「国鉄職員傷害事件」。
そしてある夜、清二自身も不可解な転落死を遂げる。
清二の息子である民雄も父の死の真相を調べるために警察官になる。
しかし、民雄に命じられた任務は北大過激派の潜入捜査だった。
というのが、上巻までのあらすじ。
実は、『このミス』が発表される少し前に新聞の書評でみかけていて、ひそかに注目していました。ところが気がついたら『このミス』で1位に選ばれていたので、それで買ってしまったという本です。
このところ、『沈まぬ太陽』以来、がっつりとした物を読んでいなくて、そろそろ読みたいなあと思っていたんだけどね。ミステリーは、映画化もされた横山秀夫『半落ち』以来です。
まあ、久しぶりにミステリーを読むとその世界に引き込まれますね。結構、厚い本なんでけど、一気に読んでしまいました。
ということで、下巻に続きます。
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