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「劇団、本谷有希子」を主宰している本谷有希子の著作で、今年の夏に佐藤江梨子主演で映画化された原作です。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』映画サイト http://www.funuke.com
で、読んでみた感想としては、イマイチかなあ。舞台とかでやる分には、おもしろいのかもしれないけど、小説としては、なんか合わないような気がします。
なんか、観念的過ぎて、ラストもイマイチでした。
めずらしく、辛辣な評価です。
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たくさんのフリーペーパーがあるけれど、おいらは、メトロミニッツが一番好きです。
東京メトロの駅で配布されているフリーペーパーです。
他のフリーペーパーは、あまりおもしろくないんだけど、これだけは違うんですよね。
なんでだろう?
不思議な魅力のメトロミニッツです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
metro min.(メトロミニッツ)http://www.metromin.net/
ナラタージュ以来の島本理生。
でも、今回は長編ではなくて、短編集です。
「大きな熊が来る前に、おやすみ。」
「クロコダイルの午睡」
「猫と君のとなり」の3編から成っている。
これら短編で、共通しているのは心にキズを負っているヒロイン。一見しては、わからないけどでも確実に心にキズを負っている。
そこから、どうやって立ち直るか?そんなことを描いている。
どの3編も島本さんらしい作品でした。
久々のIWGPの新作『IWGPⅦ Gボーイズ冬戦争』。言わずと知れた石田衣良の傑作です。
もう、迷わずに買ってしまいました。
最近、衣良さんは色々と書いているけど、やっぱり『IWGP』が好きです。
なんと言っても、最後の話の『冬戦争』がいいです。キング・タカシの危機をマコトが助ける。
もうこれは、あのドラマ化された『サンシャイン通り内戦』を彷彿させる内容でした。
3月3日発売の雑誌『東京人4月号』は、坂特集です。
もちろん、日本坂道学会会長山野勝さん、副会長タモリさんも寄稿しています。
じっくり読んではいませんが、本郷と牛込の坂道以外の地域は行っているので、訪れた坂が結構ありました。もちろん、まだ訪れていない坂が多いのですが・・・。
タモリのベスト12になぞらえて、おいらも坂道ベスト3を考えてみました。
坂道ベスト3(未掲載分含)
1位 三分坂(赤坂)
やっぱり、報土寺の築地塀がなんともいえないいい味を出していて、とても赤坂とは思えません。
2位 行人坂(目黒)
ここも、まだ未掲載ですが、紅葉の時期に行ったとき、坂の途中の大円寺の紅葉がとても坂と調和していてよかったです。
3位 綱坂(三田)
ここは、まだ未掲載ですが、三井倶楽部のレンガ塀が落ち着いた感じを出しています。
まだまだ、行った事がない坂がたくさんあるので、暫定ベスト3って、感じです。
興味のある方は、本屋で立ち読みして下さいね。
迷った挙げ句、選んだのはこっちでした。
綿矢りさ『夢を与える』
綿矢さんの作品は、初めて読んだけど明らかに前二作とは、違うものという感想です。
話は、ひとりの少女が生まれる前から始まり、チャイルドモデルから芸能界へいき、ブレイクするがやがてあることをきっかけに転落していくというもの。
なんだか、読んでいる時に、後頭部を殴られている感じを受けました。
綿矢さんは、「夢を与える」という言葉に違和感を覚えていましたが、おいらは「夢を与える」ことができるのは、信頼を受けている人が出来るものだと思う。そして、失われた信頼は2度と戻らない。
色々な不祥事が、ニュースで流れている今の時代に合った内容の作品だと思う。
綿矢りさ『夢を与える』
綿矢さんの作品は、初めて読んだけど明らかに前二作とは、違うものという感想です。
話は、ひとりの少女が生まれる前から始まり、チャイルドモデルから芸能界へいき、ブレイクするがやがてあることをきっかけに転落していくというもの。
なんだか、読んでいる時に、後頭部を殴られている感じを受けました。
綿矢さんは、「夢を与える」という言葉に違和感を覚えていましたが、おいらは「夢を与える」ことができるのは、信頼を受けている人が出来るものだと思う。そして、失われた信頼は2度と戻らない。
色々な不祥事が、ニュースで流れている今の時代に合った内容の作品だと思う。